第113回【平和が一番】

風邪を引いてしまいました。

原因は分かってます。
最近は暖かくなったと油断して、風呂上がりに上半身裸で慣れない筋トレを行ない、疲れてそのまま寝落ちした挙句、起きたらメチャクチャ寒かった事です。

慣れないことはするもんじゃないですね(笑)

熱が下がらず、頭痛もひどいので薬局で薬を買い、安静にしてます(仕事は休んでませんw)

もう3月下旬だというのに、雪が降ったかと思いきや、翌日は20℃近くまで上がったりと、温度変化についていけません。

皆さまはくれぐれも風呂上がりに裸で筋トレなどせぬようお気を付け下さい(笑)

さて…

先日は書士会主催の農地転用の研修に参加して参りました。

今回はアナログ形式の集合研修だったため、奈良市まで行って参りました。

これまで農地転用の研修は何度か受講しましたが、今回は今までとは少し違うテイストの研修でした。

テーマとしては「農業委員会サイドの目線で考える農地転用」です。

農業委員会は農地転用を行なう際には、切っても切れない関係に立ちます。

どれだけ敏腕行政書士でも農業委員会の力なしでは申請を通すことが出来ません。

私も何度も是正という形でサポートをいただきました(苦笑)

彼らの目には行政書士は一体どう映っているのか?

そもそも申請自体、面倒くさいと思われているのか?

聞いてみたいけど本人達には聞けない!こんな裏事情をご教示いただける研修でした。

結論としては、申請に対しては前向きでも後ろ向きでもないということでした。

日本の農業、農家を守っていく役割を担っている方々なので、転用に関しては否定的かと思いきや、意外にそうでもないということでした。

経済的な問題や事情があるなら致し方ないといった感じですね。

ただ、農業委員会も人の集団です(当たり前ですが)

行政書士の味方をしてくれるか否かは、個人の問題ということでした。

親切な行政書士には親切な対応を

クレームを入れてくる行政書士にはそれなりの対応を

飲食店や販売店と顧客との関係に近いですね。
人を見て対応を変える…みたいなことがやはりあるようです。

とはいえ、法律行為ですから審査基準を満たす申請の拒否などは当然出来ないのですが、申請を通すためのアドバイスやテコ入れ具合には多少なりとも影響があるようです。

この業界も嫌われたら終わりです(笑)

申請する際、行政庁の土俵で物事が進みます。
その行政庁の所属する組織に嫌われて有利に事が運ぶ訳がありません。

当たり前のことですが、対人関係は好かれてなんぼです。
申し入れも時には必要ですが、不用意に窓口で揉めたりすることは得策ではありません。

接客業をしていたのが長かったこともあり、なるほどなーと改めて考えさせられる研修でした。

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